第9回 逆三角形ルール

Webページの中に検索されそうなキーワードを入れ込む際、前回の「論理構造」とともに常に意識しておきたいのが、「逆三角形ルール」です。
SEO/SEM
これは、一番上に「見出し」、次に見出しに続く記事や要旨をまとめた数行の「リード」(前文)、そして「本文」が続く、新聞や雑誌などでお馴染みの構成のことですが、Webページに当てはめると、たとえば次のようになります。

<Hn>見出し=(キーワードや商品名を含んだ)キャッチコピー<Hn>
<P>リード=概略説明</P>
<P>本文 =商品説明</P>

<Hx>見出し=(キーワードを含んだ)商品名<Hx>
<Hy>リード=(別のキーワードを含んだ)キャッチコピーor概略説明</Hy>
<P>本文 =商品説明</P>

<P>見出し=一番検索されやすいキーワードを含んだ文<P>
<P>リード=次に検索されやすいキーワードを含んだ文</P>
<P>本文 =その次に検索されやすいキーワードを含んだ文</P>

こういった構成なら、人間が読みやすいのはもちろんのこと(これは極めて重要なことです)、検索エンジンにもWebページの内容を理解してもらいやすくなります。

Webページ制作のときは、SEOの他にも様々な要素を考慮しなければなりませんので、前回の「論理構造」や今回の「逆三角形ルール」を完璧に実現するのは難しいかもしれません。でも、常にこういったことを意識して、可能な限りやっていれば、結果としてSEO的に優位になるのは間違いありません。


【補足】

検索結果の説明文に関しては、検索サイトに下記の記述があります。併せてご覧ください。

以下のことを加味すると、Web サイトの説明が効果的に作成されるようになります。
・説明的なコンテンツを各 Web ページの先頭近くに配置する。
・明確なトピックと目的を各 Web ページに持たせるようにする。
・Web サイトの説明を Description META タグに追加する (以下を参照)。
 <META NAME="Description" CONTENT="Web サイトの説明をここに記述します"/>
(http://search.msn.co.jp/docs/siteowner.aspx?t=SEARCH_WEBMASTER_CONC_AboutYourSiteDescription.htm から引用)
スニペッツはページのコンテンツおよびウェブ上の参照元ページの両方を考慮して、自動的に作成されます。 このため、サイトのスニペッツを個別に変更することはできませんが、Google では常にできるだけ関連性の高いスニペッツが表示されるよう努めております。
(http://www.google.co.jp/intl/ja/webmasters/3.html から引用)

(この記事は、2006年04月24日現在の情報に基づきます)


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