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検索エンジン上位表示テクニック(狭義のSEO)の内部要因において、非常に重要であるにもかかわらず、意外にやられていないものの1つが、今回ご紹介する「検索ロボットになったつもりでサイトを見てみる」ことです。
まずは、下の2つの記述をご覧ください。
Lynx などのテキスト ブラウザを使用してサイトを確認します。ほとんどの検索エンジン スパイダーは、Lynx が認識するようにサイトを認識しています。
(http://www.google.co.jp/support/webmasters/bin/answer.py?answer=35770&topic=8521 から引用)
お客様のサイトに対して Google のクロール機能がうまく動作していないと思われる場合は、Lynx などのテキスト ブラウザを使用してサイトを表示してみてください。
(http://www.google.co.jp/support/webmasters/bin/answer.py?answer=35267&topic=8522 から引用)
どちらも、Googleの「ウェブマスター向けヘルプ センター」で公開されているものですが、YST(Yahoo! Search Technology)にしろ、MSNサーチにしろ、現在の検索ロボットが、テキストブラウザで見るような感じでWebサイトの情報収集をしていることに変わりはありません。
つまり、検索ロボットに合わせて、テキストブラウザでWebサイトをチェックすることは、SEOの専門家だけの特別なことではなくて、Webサイト制作者にとって必須事項なのです!
Lynx の日本語版は、patakutiさんの「Lynx for Win32 (by patakuti)」がおすすめです。
また、Firefox に「Web Developer」をアドオンしてから、「画像を無効化」し、さらに「CSSを無効化」することで、代替すすることもできます。
こういったツールを使って、実際にご自身のサイトを見みることで、順番が意図した通りでなかったり、意味が繋がらなかったりといった、弱点が見つかります。
そこを修正していくわけです。
Webページを更新するたびに、毎回こういったチェックをするのは現実的ではありませんが、新たに制作したときとか、大幅な修正をしたときなどは、ぜひこういったツールでチェックするよう心がけましょう。
(この記事は、2006年05月09日現在の情報に基づきます)